NumPyによるndarrayへのファイル読み込み、ファイル書き込み方法はいくつかあります。
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ファイルの書き込み/読み込み(テキスト、csv形式)
csvを含むテキスト形式でのファイルの書き込みはsavetxt、データの読み込みはloadtxtを利用します。記述方法は次のようになります。
テキスト形式でのファイルの書き込み
テキスト形式でのファイルの読み込み
引数の'ファイル名'には、テキストファイルの場合、'ファイル名.txt'として、csvファイルの場合、'ファイル名.csv'とします。また引数のdelimiterでは、各要素間の区切り文字を指定します。指定は任意です。
例として、配列arrに1~6までの数値を格納し、savetxtでファイルに書き込み、その内容をloadtxtで読み込み、再度、配列arrの内容を表示してみましょう。
...:
np.savetxt('mytextarray.txt',arr,delimiter=',')...:
arr=np.loadtxt('mytextarray.txt',delimiter=',')...:
arr[ 4., 5., 6.]])
ファイルの書き込み/読み込み(バイナリ形式)
一方で、バイナリ形式(2進数などテキスト形式(文字データ)以外のデータ形式)でのファイルの書き込みはsave、データの読み込みはloadを利用します。またファイルの拡張子はnpyである必要があります。
次のように記述します。
バイナリ形式でのファイル書き込み
バイナリ形式でのファイル読み込み
例として、ndarrayの配列arrを作成し、saveにてファイルに書き込み、配列arrの内容を変更した後に、loadで書き込んだデータを読み込み、再度配列arrに格納してみましょう。そして、配列arrに、先ほど書き込んだデータが正しく読み込まれているかを確認しましょう。
まずは配列arrに0~4までの数値を格納します。
...:
0~4までの数値を格納した配列arrをファイルmyarray.npyに書き込みます。
そして配列arrの内容を0~9までの数値に変更します。
...:
arr
配列arrに対して先ほど書き込んだファイルmyarray.npyの内容を読み込みまず。そして配列arrの内容を確認すると、書き込んだファイルが正しく読み込まれ、0~4までの数値を格納したndarray型の配列が表示されました。
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